【禁煙】意思が弱い私が成功【体験記】
禁煙に至った経緯
コロナの影響で私の会社もモロに打撃があり、減給&残業禁止&休業でコロナ前より収入が60~70%程度になってしまいました。それに加え昨年10月のたばこ増税で心が折れてしまい禁煙に至りました。禁煙スタートもそれに合わせての昨年9月末からでした。
もう一つの理由は昨今の嫌煙ムードです。割と早い段階で加熱式たばこに切り替えてましたが、なんかもう紙巻きも加熱式も大差なくどっちにしろ吸える場所はほとんど無いという事に気づいたからです。
私が選んだ禁煙方法
禁煙方法は色んなやり方がありますが、私は極力お金を掛けたくないという事から禁煙啓発系の書籍を読むというやり方を選びました。数ある禁煙系の書籍の中から選んだの『禁煙セラピー(アレン・カー著)』でした。
どうもこの『禁煙セラピー』は昔からある禁煙系書籍の定番らしく成功例もごまんとあります。1000円で禁煙できるのなら・・・という思いで購入して読んでみることにしました。
こと細かく本の内容は言えませんが、ざっくり言うと「喫煙にメリットはひとつもない!」という事です。完全に言い切ってます(笑)長い間、喫煙のメリットとして気分が落ち着くとかリラックスできるというメリットがあると思っていたのですがどうもそれは単にそう思い込んでいるだけらしいです。
私の解釈では長期の喫煙習慣で気づかぬうちに吸いたい欲求でそわそわし、リラックス度が常にマイナスな状態、そこで喫煙(ニコチンを摂取)すると一時的にリラックス度は10ポイント上がるが、すでにー10ポイントなので結果的にリラックス度は0、つまりリラックスできていると勘違いしている状態である。たぶんこんな感じでしょうか。
禁煙スタート!
読み終えたら後はただひたすら吸わないだけです。確かに喫煙にメリットは一切無いという考え方は私にとって新鮮でした。ただそれでも最初の1~2週間はかなりキツかったです。私にとって何か物事を行う前もしくは後の区切りとして喫煙していた為(例えば朝起きたら一本、寝る前に一本みたいな)、この習慣を正すのは容易ではありません。
同時に禁煙カウンターアプリをはじめました。ちなみに使用したのは『禁煙ウォッチ』(無料)です。喫煙時間、禁煙本数、節約できた金額、延びた寿命がわかります。シンプルでいいです!
それとタバコの代替品として虫歯予防ガム(キシリトールガムとか)を噛むことにしました。ほかにも食べる煮干しとか梅昆布とか試しましたが最終的に上記のガムで落ち着きました。これは今でも習慣としてます。口さみしさを防げるし歯科予防にもなるって事で。
1か月も経つともうたいぶ気にならないくらいでした。ただ目の前でタバコをふかしている人を見ると「あ、やばい吸いたい」とはなりますが、同時にもうこの人みたいになりたくないという思いにもなりなんとかやり過していました。それに明らかに月の出費が減るのでこれも励みになります。
3ヵ月経つと吸わないのが当たり前になります。タバコを買いに行く必要が無いので、コンビニに行くことが無くなった自分に驚きました。ちょうど健康診断の時期でしたが、問診票の[喫煙しない]にチェックを入れる自分が誇らしかったです(笑
そして現在。。。
禁煙始めて気づけば216日目です。吸いたいという欲求はまだほんの少しありますが、今までの努力を無駄にしてまで吸いたいとは思いません。これはもう禁煙成功と言っていいのではないかと思います。
10年禁煙して初めて成功だという人もいますが、そもそもタバコが吸いずらい世の中なので、そこまでして吸おうとする人はいないと思われます。
ちなみに・・・
禁煙アプリによると禁煙216日間で7,000本吸うのを我慢して17万円貰った形になりさらに寿命が27日延びました(笑)