【THE NORTH FACE】クライムライトジャケット【ゴアテックス】
今回はノースフェイスの大人気商品かつ定番品のクライムライトジャケットを紹介します。ちょうど今時期(9月半ば)くらいから春先まで重宝する万能ジャケットです。用途は肌寒い時にさっと羽織ったり、雨天時の雨合羽として最高の一枚です。畳めばコンパクトになるので常にバッグに忍ばせておいていざ必要な時に取り出して羽織るような使い方もできます。もともと登山用途で作られているので長年使える丈夫さも兼ね備えています。
【外観・細部】
ブランドロゴ、ゴアテックスマークは刺繡になります。やはり刺繍の方が高級感があります。フロントのメインジップは止水ファスナーになります。ファスナー裏には風の侵入を防ぐフラップも付いてます。
フロントのポケットは左右に一つづつ、バックパックの腰ベルトと干渉しない位置に付いてます。ポケットの容量はスマホなら余裕で入ります。手の平はすっぽり入りますね。この部分のファスナーは止水タイプでは無いですが、雨除けのフラップをマジックテープで止めるタイプですので雨の心配はいらないと思います。
手首部分はマジックテープでしっかりと留められます。一部ゴムギャザーになってますので時間を見たい時だけ腕時計部分を出すのも簡単です。服の裾にはドローコードが内臓してあるのできつく締めれば雨風または冷気の侵入を防げます。また風によるバタつき軽減にもなります。
フードのツバ部分はちょっと硬めの別素材になっていて、ある程度弾力があるので折り曲げても折り目が付きにくいです。フードの調整ですが、真ん中の写真の首元にあるドローコードで高さ調整します。指で指した部分にストッパーが隠してあるのでそこで希望の高さにし、フードの後頭部にあるドローコードで横幅を絞めるやり方になります。フードはヘルメットの上からでも使用できるよう大き目に作ってあります。
裏地はサラサラした手触りで肌離れもよく汗をかいても張り付かず快適に着用できます。縫い目も各所丁寧にシールテープが貼られています。ゴアテックス素材は皮脂に弱い為、皮脂が付きやすい口元部分には別素材で補強してあります。
【コンパクトに収納可能?】
専用ポーチが付属されます。ですがこれが小さすぎて入るは入るのですが、写真のようにパンパンです。これではジャケットがしわくちゃくなるし生地にも良くない気がするので私は使用する事はないです。収納するのであれば別で一回り大きいスタッフバッグを使った方がよさそうですね。
【気になる点】
不満点はほぼ無いですが、ちょい気になる事としてフロントの止水ファスナーが硬いです。それに対して持ち手部分が若干ちゃちいので壊れないか心配です。もう一つはポケットの位置ですね。これは登山用途にはベストな位置ですがタウンユースだと位置が高すぎます。ポケットに手を入れると肩が張る感じになりますが私はすぐ慣れました。
【総評】
一着持っておいて損は無いアイテムです。通年通して使えますのでコスパはいいと思います。Lサイズで重量が295gと軽量ですので非常に取り回しがしやすいです。このクライムライトジャケットは数ある商品のなかでも特に開発に力を入れているらしく、細部に渡ってクオリティが高いのもうなずけます。腕回りも立体裁断になっていて腕を上げた時でも裾部分が高くまくりあがらないように設計されています。たしかに実際着ていても動き難さは一切感じませんでした。
のちに紹介する『マウンテンバーサマイクロジャケット』との併用がおススメです。冷え込む日は中間着としてマウンテンバーサマイクロジャケットと着用しクライムライトジャケットをその上から羽織る、完璧な組み合わせだと思います。両方とも軽量コンパクト設計ですので取り回しは抜群にいいです。
とにかく着ていて楽、見た目もシンプルでカッコイイ、悪天候も問題無し!ほんとうにおススメできるアイテムです。価格は¥33000と一見すると高そうに見えますがゴアテックス製品であればこんなもんです。モンベルは安すぎますが(笑)。